これは、表紙買いです!
家事を一手に担ったことのある人なら、思わずうなずいてしまうはず。
家事というのは…
「料理」「洗濯」「掃除」「買い物」のことだ。
育児休暇を取る前、このように思っていました。
でも、現実は違ったのです。
そうなんです。その通り!
実際に手や体を動かす家事に加えて、
考える家事、決める家事、待つ家事、耐える家事など
今まで気づかなかった数多くの「名もなき家事」があることを知ったのです。
で、そんな「名もなき家事」に名前をつけて、「見える化」してくれているのが、この本なのです。
終わりなき家事
家事って、やってもやっても終わらないです。
自分にとっての「区切り」はあるけれど、万人共通の「終わり」は、時間でも内容でも判断できるものではない、と思います。
なぜ終わりがないのかといえば、暮らしは日々くり返され、積み重ねられていくものだからでしょう。
今日ごはんを作ったから、明日からもう作らなくてもいいわけではないし、今日完璧に掃除をしたから、永遠に綺麗が保てるわけではないし。
表に見えている「料理」「洗濯」「掃除」「買い物」の合間にも、「ちょこちょこ家事」のようなものは絶えず存在します。
けれども、説明しづらいし、理解されづらい。
著書内では、「この本を使いたおす方法」として書かれている部分。
これが、そんな家事とどうつき合っていくかという、ひとつの形のように思います。
何はともあれ、まず読んで、笑って、うなずくことにしましょう(笑)。