「学校が嫌、勉強が嫌」と言っていた娘が、最近、やる気になってきました。
しんどくて向かえなかった、苦手教科の宿題にも、少しずつ取り組んでいます。
私も、勉強が嫌いな女子でした。
実の母は、しつけにも勉強にも厳しく、できなければ叱られた記憶があります。
それに反発して成長した私は、「学歴なんて関係ないよ」とまでは言えませんが(笑)。
「ほどほどに、自分が困らないぐらいはしておいたらいいんじゃない?」というタイプの母親になりました。
だから、勉強の楽しさや、意義を教えるのは難しいです。
でも、子どもがやる気になったなら、最大限に伸ばしてあげたいと思います。
そんなわけで、勉強に関する育児書を、初めて手に取りました!
女の子が「こんなふうに勉強をサポートされたら嬉しい」と感じる内容が、そもそもの考え方や声かけの仕方、具体的な指導法など、てんこ盛りです。
これは、私でも勉強してみたくなる!
最初に書かれていた、そもそもの男女の違いとして、
指導法の大きな違いは、男子の場合は「飢えから目線」で、女子の場合は「横から目線」
というのに、まず納得。
以下、男女の特徴の違いを説明しながら、女子に寄り添った方法を、詳しく知ることができます。
読んでみて、長女だけでなく長男にも、合っていない勉強サポートをしていたかもしれない…と感じました。
特に、やる気を削ぐ言葉かけだけは、親としては、したくないですね。
魔法の言葉
内容は、本当に盛りだくさんで、ちょっと読んだだけでは、落とし込んで実践するまでに追いつかないほどですが。
章末に、「お母さんのためのやさしい気持ちになる魔法の言葉」というコラムがあり。
「いいね」「とってもいいね」
「ああ、よかった」
「ありがとう」
「うれしい」
という4つの言葉が、紹介されていました。
これは、一度ですとんと落ちてきました。
子どもにも、自分にも、この言葉たちをかけてあげよう。
それだけでも、ずいぶん変わると思います。
いよいよ夏休み。
この本を参考に、子どもたちと一緒に、宿題と向き合ってみることにします。