大きくなったなあ、と眺めていたツバメの雛たち。
あれから間もなく、巣の中でバタバタと羽ばたき出したと思ったら。
その翌日には、1羽また1羽と、昼間は巣を留守にするようになりました。
3日も経った頃には、3羽とも飛び立ち、夜も戻らず。
日中、ときおり近所を飛び回ったり、そばの電線に並んで巣を眺めたりしていました。
何て早く大人になるんだろう。
糞の掃除をする必要がなくなった玄関先は、すっきりとしています。
頭上を気にしながら、滑り込むように家に入ることも、もうない。
元通りになっただけなのに、あまりに急な巣立ちに、少し寂しくなりました。
そうしていよいよ、家の回りを連れ立って飛び交う姿も、今日はもう見かけません。
最初にツバメについて調べたときに、集団の寝ぐらがあるということだったので、そちらに移ったのでしょう。
やがて夏を終える頃には、南へ旅立っていくのかな。
来年も、また来てね。
今度はもっと巣作りしやすいように、ちゃんと準備しておくから。
子育てに関わらせてくれて、どうもありがとう。