ゆったりスケジュールの休校期間から、毎日の予定が決まった学校再開生活へ。
子どもたちも大変だろうし、ゆとりを持って過ごそう…と思っているのに、なぜか余裕が少ない!
「ごはんだよ」「宿題はいつする?」「そろそろお風呂に入ってね」
声かけをしても、すぐに腰が上がるわけではないのが、子どもたち。
結局、後で慌ただしくなることも、しばしばです。
明日のことまで考えて動くのは、難しいんだろうな…。わかってはいてもやりたくない、っていうときもあるものな…。
けれど、子どもたちの行動が遅くなると、その分、食事の片づけや洗濯も後ろ倒しになり、私もストレスがたまる悪循環になる。
それは避けたい!
ということで、私が子どもたちに声かけをするのは、何の時間を確保したいからなのか、優先順位を書き出してみました。
時間を守る優先順位
- 寝る時間と起きる時間
- 家を出る時間
- ごはん、おふろの時間
- 宿題、遊び、ゲームの時間
こんな感じですね。
まず、次の日に向けて心身を整え、気持ちよく過ごすためには、寝る時間と起きる時間を一定にしたい。
次に、学校や保育園に行く時間や、用事に出かける時間などの、家を出る時間。
ここがずれると、予定外の動きが増えるので、気持ちよく出発できるようにしたい。
とすると、寝るまでにやるべきことをすませられるように、ごはんやおふろの時間を設定したい。
その合間で、宿題や遊びやゲームの時間を作ってほしい。
当然、声かけの順序も変わってきますよね。
私は、子どもたちに話しました。
「ごはんは、おふろは、宿題は…って、たくさん言われると疲れちゃうよね。言うのも疲れるんだ」
自分にとっての優先順位を伝えてから、
「明日も元気に行けるように、○時に寝たい。だから、お母さんは、そろそろ片づけと洗濯をしたいの。お風呂に入ってね」
すると、子どもたちも納得がいったのか、すんなり動いてくれました。
時計が読める上2人は、寝る時間から逆算して、宿題を始めたり、遊びを考えたりしてくれます。
「あれは、これは?」と同じ口調で並べ立てて、管理しようとするよりも。
「ここは譲れないから、お願いね」とリミットを伝えて、あとは緩やかさを持たせた方が、今の我が家には合っていたようです。
子どもたちの成長を考えれば、すぐにわかりそうなことなのに…、
いつまでも小さい子扱いしてしまう悪癖は、いろんなところに潜んでいるんだなあ、と実感したのでした。