時間について考える

ゆったりスケジュールの休校期間から、毎日の予定が決まった学校再開生活へ。

子どもたちも大変だろうし、ゆとりを持って過ごそう…と思っているのに、なぜか余裕が少ない!

「ごはんだよ」「宿題はいつする?」「そろそろお風呂に入ってね」

声かけをしても、すぐに腰が上がるわけではないのが、子どもたち。

結局、後で慌ただしくなることも、しばしばです。

明日のことまで考えて動くのは、難しいんだろうな…。わかってはいてもやりたくない、っていうときもあるものな…。

けれど、子どもたちの行動が遅くなると、その分、食事の片づけや洗濯も後ろ倒しになり、私もストレスがたまる悪循環になる。

それは避けたい!

ということで、私が子どもたちに声かけをするのは、何の時間を確保したいからなのか、優先順位を書き出してみました。

時間を守る優先順位

  1. 寝る時間と起きる時間
  2. 家を出る時間
  3. ごはん、おふろの時間
  4. 宿題、遊び、ゲームの時間

こんな感じですね。

まず、次の日に向けて心身を整え、気持ちよく過ごすためには、寝る時間と起きる時間を一定にしたい。

次に、学校や保育園に行く時間や、用事に出かける時間などの、家を出る時間。

ここがずれると、予定外の動きが増えるので、気持ちよく出発できるようにしたい。

とすると、寝るまでにやるべきことをすませられるように、ごはんやおふろの時間を設定したい。

その合間で、宿題や遊びやゲームの時間を作ってほしい。

当然、声かけの順序も変わってきますよね。

私は、子どもたちに話しました。

「ごはんは、おふろは、宿題は…って、たくさん言われると疲れちゃうよね。言うのも疲れるんだ」

自分にとっての優先順位を伝えてから、

「明日も元気に行けるように、○時に寝たい。だから、お母さんは、そろそろ片づけと洗濯をしたいの。お風呂に入ってね」

すると、子どもたちも納得がいったのか、すんなり動いてくれました。

時計が読める上2人は、寝る時間から逆算して、宿題を始めたり、遊びを考えたりしてくれます。

「あれは、これは?」と同じ口調で並べ立てて、管理しようとするよりも。

「ここは譲れないから、お願いね」とリミットを伝えて、あとは緩やかさを持たせた方が、今の我が家には合っていたようです。

子どもたちの成長を考えれば、すぐにわかりそうなことなのに…、

いつまでも小さい子扱いしてしまう悪癖は、いろんなところに潜んでいるんだなあ、と実感したのでした。

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