うっかり、ひきよせ

ふと思ったことが、すごい形で現実化してしまったお話。
#ウケるね案件です

【うっかり、ひきよせ】

親戚一同の、食事会でのことです。
お酒も入って盛り上がり、みんなの気分もよろしく。

人数も多く、テーブルの上には所狭しと、お皿やコップ。
食べている間に、どれが自分の使っていたものだったか、わからなくなってしまいました。

手近のコップを引きよせて、お水を注ぎながら、
「あれ…やっぱり、これ私のじゃないかも?
面倒だけど、取り替えてこようかな…」
そう思った瞬間。

カタン! とコップが倒れて、水がこぼれてしまったのです。

「あらら、何やってんの(笑)」
さっと布巾を出してくれた人に助けられ、お料理には被害なく。
こぼした水が少しだけかかったのは、わが娘ただひとり。
(それも水だし害なしすぐ乾く)

私はといえば、新しいコップをもらい、新しいお水を入れてもらって、
つつがなくおいしく、食事の続きをいただきました。

…コップ替えたいな、面倒だな、と思ったら、
わざとでも何でもなく、コップが倒れて。
被害ともいえない最小値のマイナスで、
私は一歩も動くことなく、新しいコップを手に入れて、
快適な食事という、大きなプラスを得たのです。

確かに、望みをひきよせた。
#でもちょっとそうじゃない感

うっかり叶ってしまうことが実証されたので、
今度はしっかり、望みたいと思います(笑)。

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