我が家の長女は、片づけが上手です。
私が家のものを断捨離しているときに、一緒に私物を整理していたので、母より「いる、いらない」の選別が身についています。
自分のスペースがいっぱいになったら、自分で断捨離して、そのときに大切にしたいものだけを、迎え入れています。
先日、何気なく見たランドセルの中も、筆箱の中も、綺麗に整頓されていました。
さて、対して、細々としたおもちゃや工作類が、大事な宝物である長男。
母娘で定期的に片づけをしていたからか、最近は、自分のおもちゃ箱がいっぱいになると「いるいらない、しようかな…」と言うようになりました。
1人ではできないから手伝って、と毎回言われるので、そのたびに、一緒に中身を全部出して、仕分けて…の作業をしています。
整理するときは、びっくりするぐらい潔く処分していく長男なのですが、綺麗に片づけるのは苦手な様子。
どうやら、彼の判断基準は「出したいものがすんなり見つけられなくなったら、片づけ時」のようです。
計算カード紛失事件
そんな長男は、ランドセルの中には、いらないプリント類がぐちゃぐちゃにたまっていたのですが。
先日、宿題で使う計算カードが見当たらず、「ないよー!」と大騒ぎしていました。
確認しましたが、学校にも置き忘れてはいません。
「もう1回、ランドセルの中、よく探してみようよ」と言うと、息子はうなずき、何と自分から、
「中身、全部出した方がいいな!」
そう言ったのです!
そして、自分で中身を全部出して、いらないものを仕分け、無事に計算カードを見つけることができました。
あたり前の片づけで、普通のことなんですが。
自分で考えて、整理して片づけられたのは、ものすごく大きな進歩です!
息子の成長が嬉しくて、宿題の続きを見ながら、涙が出そうになった母でした(笑)。