私ではなく、長男のお話です。
夏休みの宿題のひとつに「ゆでたまご料理を作ろう」というのがあり、挑戦しました。
ただ、うちの長男、ゆでたまごが嫌いなんですよね…。
味覚過敏も関係しているのか、味や食感を嫌がって、食べようとしません。
長女も、小さい頃は黄身がどうしても無理で、白身だけを食べていました。
嫌いなものを作るのは、大人でも気乗りしませんが、とりあえずやってみることに。
「料理」と言われているので、ゆでて殻をむいて、潰して和えて…
ホットサンドにしました。
私は卵サンドが好きなので、おいしくいただきます。
長男も、少しだけ食べました!
やっぱり、自分で作るとおいしく感じて、食べられるのかもしれない!
――なんて思っていたら。
夜になって、
「卵の感触と味が喉に残ってて、気持ち悪い…」
長男は、げっそりとした表情で、エチケット袋片手に、早々と眠りについたのでした。
そんなに嫌いだったのか…。
それなのに頑張って作って、頑張って食べたんだなあ。
努力の塊のホットサンドとなりました。