「ありがとう」を10年間唱えたら、いまの私ができあがった。

「ありがとう」で、人生変わるよ。

この言葉、もはや知らない人のほうが、少ないんじゃないだろうか?
いろんな方が発信されているし、本もたくさんあります。

でね、これも聞いたことないですか?
「ありがとう」って思ってなくても、唱えてるだけでも、効果があるんだって。

私が見聞きしたものだと、
「ありがとう」と口に出せば、脳が自動的に、ありがとうと感じることを探し始める。
何万回だったか忘れちゃったけど、唱えると、潜在意識とつながる。
などがありました。

「へー、唱えるだけでいいのか!」
って思って、私、やってみたんですよ。
もう10年近く前だったかなあ。

本当に、毎日ぶつぶつと、
「ありがとう、ありがとう、ありがとう…」
と唱えてみたんです。

人前で唱え続けたら、相手と会話が成立しなくなるし、
ちょっと不気味な人になってしまうので(笑)。
ひとりで家事をしている時間や、歩いているときなどに。
聞こえるか聞こえないかぐらいの、小さな声で。

確かに、気分がよくなるのがわかりました。
感謝に目が向く脳の仕組みも、体感しました。

そうしたら、ある日突然、涙が出てきたんですよ。
目の前のすべてに「ありがとうー!」って、ハグしたくなるような、
心の深いところから、感動が湧き起こるのがわかりました。

私を住まわせてくれている、古びた自宅にも。
何の変哲もない、雑草が揺れる田舎の風景にも。
私を生かしてくれている、細胞のひとつひとつや、
本当に苦手で辟易していた、義理の家族にさえ。

何かがあったわけでも、何かをしてもらったわけでもありません。
ただ、そこに在ることが嬉しくて、涙が出るんです。

何もかもが生まれ変わったみたいに、世界がひどく美しい。
美しいものを捉える感性が、深く、豊かになりました。

一度それを体験すると、気持ちがすさんだときにも、
「ありがとう」を唱えるだけで、まっすぐな感動とつながることができるようになります。
心の平穏に、とてもよい。

今でも定期的に、唱えています。
食器を洗うときや、掃除をしているときが、私のゴールデンタイムです。
ともすれば機械的な作業になりがちな家事を、ありがとう詠唱タイムとして、設定してしまう作戦!

そして、この「ありがとう」。
人間関係にも、ものすごく効くのが嬉しい。

「ありがとう」って唱えていると、口から言葉がスムーズに出るようになるんですね。
今まで、何気なく受け取っていた愛情にも、
ふとした瞬間に「ありがとう」と、口をついて出るようになる。

これで私は、夫婦関係がめちゃくちゃよくなりました。
思ってるだけじゃ、伝わらないですもんね。

実は「ありがとう」以外にも、唱えるやり方って応用が効いて。
「大好き」って、普段からぶつぶつ唱えておくと、
なかなか言えない家族への「大好き」を、伝えられるようになる!

素直に謝れない…というときは「ごめんね」もアリだと思います。
ただ、「ごめんね」ばっかり唱えていると、気分は上がらないから、
「ありがとう」とセット詠唱をオススメしたい!

唱えるのが、会話の予行演習になっているみたいです。
というわけで、私は「ありがとう」を中心に、
「大好き」「しあわせ」を、混ぜ込んでいます。

最近は「愛してるよ」も、追加してみました。
旦那さまとの日常会話で、さらっと言ってみよう! と目論んでいます。

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