大きな決断を、ひとりで今すぐにしなければならず、すごくつらくて、悩むことがありました。
周りから示された「あなたのため」「子どものため」「家族のため」という選択肢は、至極もっともで、理路整然としていました。
だけど、私の中の何かが「それは違う」と言いました。
親の勘なのか、私のエゴなのか、わからない。
ただ、それを選ぶことに、大きな違和感があったのです。
以前の私だったら、無理やりにでも自分を納得させて、受け入れたでしょう。
でも、今の私は、自分の直感は正しいと、信じてあげる土台はありました。
自信はなかったし、勇気も気力もたくさん必要だったけれど、自分の感覚を信じて決断しました。
旦那さんがくれた一言
帰宅後、体調を崩すほど、力を使い果たしていた私。
話を聞いた旦那さんが、言ってくれたこと。
「お前が正しいと思って決めたんやろ? なら大丈夫や。おれはお前の判断を信じる」
疲れ果てて、考えれば考えるほど自信もなかった私にとって、涙が出るほど嬉しい言葉でした。
それから旦那さんは、私が感覚的に思っていて、うまく言葉にできなかったものを、すっぱり理論立てて言語化していってくれました。
それによって、私の思考力も、だんだん元に戻ってきました。
ああ、この人は、味方になってくれたら、すごく心強い人なんだな…と思いました。
今までは、すれ違うことの方が多くて、しんどいばかりの会話でしたが。
その噛み合わない部分に惹かれた私の判断も、たぶんきっと、間違いではなかったのだろうと。
おかげで、元気が出てきました。
ありがとう、旦那さん。