今日は、私がよく読んでいる・読んでいた、好きな作家さんを語ってみようと思います。
【好きな作家さんを語るチャレンジ!】
この作家さんが好き! って、実はあまり人に語ったことがありません。
本の世界は広すぎて、同じ読書好きな人と出会えても、好みがまったくかぶらずに、微妙な空気になるのが苦手だったのと。
ひとつの作品は好きでも、その作家さんを制覇するほどには読んでいない、という気後れがあったのと。
そもそも、読書好きさんと同等に語れるほど、たくさんの本を読んでいないという自信のなさとが理由でした。
こういう心理的なブレーキは、子どもの頃の気まずい記憶や悲しい思い出が、すごく影響してきますね。
でも、それもそろそろ手放していいかな、って。
好きなものを、好きなように、好きだと言ってもいいじゃないか。
というわけで、その第一歩が、日記で語るチャレンジです!
私がたぶんいちばんたくさん読んだのが、有川ひろ(有川浩)さん。
#塩の街から入って
#図書館戦争でハマった
物語や作風の好みも含めて、ほぼ外れない作家さんです。
ど真ん中の直球で、王道のハッピーエンドを決めてくるのが、すごく好き!
本を閉じたあとの満足感や爽快感が、抜きん出て素敵です。
その次に読んだのが、乙一さんや辻村深月さん。
#お気に入りは
#CallingYou
#かがみの孤城
#ハケンアニメ!
このお二人は、とにかく「広い」。
物語の幅が広すぎて、同じ人間から生まれたとは思えないような作品群がすごい。
そのぶん、作品によって好みに合う合わないはありますが、こちらも基本的に外れない、安定のおもしろさです。
小野不由美さんの十二国記シリーズと、田中芳樹さんの創竜伝も、大好きでした。
#十二国記お気に入りは
#風の万里黎明の空
#図南の翼
#創竜伝は茉莉ちゃんが好き
#始さんの年齢をとうに過ぎたけど
#彼を超えられる気は一生しない
#続さんから美しい毒舌を学んだ10代
このお二人は、それぞれに「深い」。
なのだけれど、同じ深いのでも、小野不由美さんは重厚、田中芳樹さんは軽妙な印象です。
クラシックとジャズみたいな、音楽的な深さを感じています。
それから、京極夏彦さんと、森博嗣さん。
#姑獲鳥の夏は衝撃の読書体験
#夏のレプリカには忘れられない名言がある
このお二人は、ひたすらに「美しい」。
伝統芸能のように洗練された文章で、世界に惹き込まれていく感覚が好きです。
神隠しに遭うときって、きっとこんな気持ちなんだと思います。
私は怖い話が苦手なのに、抗えない魅力があって、入り込んで現実に帰ってこれなくなる作家さん。
美しいからときおり読みたくなるのだけれど、怖い本はそこにあるだけで怖くなるため、手元に置けないんです。
だから本は買って読むことが多い中、こちらだけは借り読み派です。
作家さんでいうと、今のところは、このぐらいかな。
ほかにも作品ごとに「これが好き」「おもしろい」は、まだたくさんあります。
好きなものを好きだと言えるのは、やっぱり楽しいです!
好きなものを好きだと言える自分のほうが、幸せだなと思いました。