【noteエッセイ】三日坊主も悪くない

私は、よく唐突に興味を持って、あれこれとやり始めるけれど、

そのすべてが、ずっと続いているわけではない。

noteのように、わりと長続きすることもあるし、すぐにやらなくなることもある。

どちらかといえば、三日坊主である。

昔は、それがいけないことのように感じていた。

「やり続けなければならない」と、謎の責任感を持っていたがために、

「続けられなさそうだから、始めないでおこう」という、妙な逆転現象すら起きていた。

しかし今、声を大にして、昔の自分に告げよう。

三日坊主は悪いことじゃない。

三日坊主を恐れずに、なんでもやってみたらいい。

0を1にするのには、エネルギーが必要だ。

けれども、1を10や20にするのは、取り組みやすい。

だから、余裕のあるとき、エネルギーのあるときにこそ、

少しでも興味のあることに、挑戦しておくといいのではないだろうか。

三日坊主で終えたとしても、大人になってから、ふと思い出して、再開することもある。

そのときに、0から始めるか、1から始めるかの違いは、意外と大きいのだ。

いつどこで、何が繋がるのかわからない人生に、

三日坊主の私は、ぽつぽつと種を蒔いている。

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