旦那さんにお願いして行かせてもらった、教育講演会です!
参加者が少なめだったので、ゆったりと聴くことができました。
「いじめ」とは、子どもたちの間で起こるものだけを指すのではなく、親子間の虐待、夫婦間のDV、職場でのパワハラなど、他人や自分を傷つけるものの、すべてを含みます。
他人に対しての最大のいじめは他殺、自分に対しての最大のいじめは自殺、という定義です。
「いじめが終わる方程式」とは、ひとつひとつの事態への対症療法ではなく、そのすべての事象が起こるメカニズムそのものを解き明かし、いじめをなくしていく答えを示すものなのだそう。
講演会では、スライドをふんだんに使いながら、実際に小学校の道徳で行われている内容を、体験させていただきました。
聴いてみて
講師の品田奈美さんは、とてもパワフルな印象でした。
話す姿を見ていると、こちらまで元気な気持ちになります。
「名字に『口』が7つもあるんですよ(笑)!」
そう話す表情が、本当にいきいきしていて、素敵だなと思いました。
方程式の内容も、順を追って、わかりやすく解説されていきます。
自分のことは、自分では見られないこと。
相手を通して、自分の今の状態がわかるだけなのだということ。
画像やボディーワークを使って、体感していきます。
そもそもの思考体系をひっくり返して世界を捉えることで、個々のいじめの対症療法ではなく、すべてのいじめを根本的に解決していく方程式。
「あるがまま」の姿の話は、私には「陰と陽の宇宙」のようなイメージとして、伝わってきました。
子どもたちに、ぜひ聴いてみてほしい、おもしろい授業です。
そのイメージを方程式に入れることはできましたが、実際に目の前の出来事に落とし込むのは、私にはまだ難しく感じました。
まもなく書籍も出版されるということなので、そちらで改めて、じっくり読んでみたいと思っています。