天津甘栗、実は好きです。
今はもう、むき甘栗があちこちで売られているので、滅多に食べなくなりましたが。
子どもの頃、駅前のデパートで母が買ってきてくれて、香ばしい栗を家族で食べた思い出の味です。
頂き物の天津甘栗、久しぶりにいただきます!
栗のお腹に、爪を入れて…
ぎゅっと押さえて、殻を割り…
つるんと剥けました!
昔から、ずっとこの食べ方です。
途中で爪が痛くなったり、指先が黒くなったりしながら、夢中で食べたっけ。
だいぶ大きくなった頃、袋に「くりわり君」なるものが付くようになったけれど、爪で割る癖がついていたから、使わないままでした。
何年ぶりかに食べた天津甘栗は、普段食べているむき甘栗よりも、少し歯応えがあり、香ばしい甘さです。
ひととき子ども時代に戻ったように、無心で割っては食べ続けました。
ごちそうさまでした。