みしぇるさんの本で最初に読んだのは「シンプル生活55のヒント」でした。
ちょうど家の断捨離を終えた頃で、次は「おしゃれな家」「ていねいな暮らし」に憧れていた時期です。
本の写真で見た、白と木目を基調とした、グリーンのあるお家が、素敵だなあと思っていました。
でも、そんなに力が入った暮らし方でもなくて。
私もこんなお家に住みたいな、と憧れていました。
この間、本屋さんで見つけたので、今回はこちらを読みます!
家事の時間割は人それぞれ
自分にとっての、家事のゴールデンタイムを見つけること。
まず、ここに納得でした。
私はいつも、自分のペースで進めたいので、家族がいない間の方がやりやすいんですよね。
洗濯物を干すときも、フローリングワイパーをかけるときも、自分のやりやすい順序があって。
その動線に誰かがいると、ついイラッと(笑)。
だからやっぱり、家族が起き出す前の朝イチの掃除は、性に合っているのかもしれません。
前回の本を読んだときには「素敵だけど、我が家には難しいかな~」が、多かったのですが。
今回は、私が成長したのか、内容が合っていたのか。ほかにもいろいろ、試してみたいものがありました。
- 家事は20分以上やらない。
- まずは、好きなことから取り掛かる。
- 「1日1捨て」で時間が生まれる。
- 小さな「便利」を積み重ねて、自宅を心地よい空間に。
- 家計簿は、やめました。
- ときめくことに時間を使えば、毎日がうまく回りだす。
- 予定は「7割ぐらい」で作業効率は2倍に。
- 時間が増えて、心の余裕が生まれる「行動の断捨離」
- 時間も暮らしも変化するもの。
などなど…
やり方だけでなく、心の持ち方にもつながる項目が、たくさん。
その中でも、私がいちばんハッとさせられたのは、これです。
大事なのは「効率化」だけじゃない
忙しい時ほど、家事は「ラクにやりたい」「時短でやりたい」と思います。けれど、効率ばかりに重きを置きすぎると、家事の持つ「楽しい」部分が隠れてしまってもったいない!
効率重視で食器洗いの時間の短さのみを意識するより、たとえ1分、時間が長くなったとしても、お気に入りの食器の柄を愛でながら洗ったほうが楽しい時間を過ごすことができる。
そうなんです。
私はそもそも、家事が嫌いで苦手です。(正確には、そう思い込んでいました。)
嫌なことだから、いかに効率よく早く終わらせるか。
そればかり、考えていたのです。
けれど、家事をゆったり楽しんでいる、素敵な暮らしを真似て、掃除道具を変えてみたり、ふきんや食器や調理器具をお気に入りのものにしてみたり。
それだけで、嫌だと思う気持ちが、確かに少し減ったんです。
みしぇるさんの言う、お気に入りを愛でながら楽しい時間を過ごすことができる。って、このことか~!
丁寧な暮らしの一端が、腑に落ちた瞬間でした。
これからは効率化だけではなく、楽しめる工夫もしていこうと思います。