何だって才能だ

思春期で反抗期なお年頃の長女。

朝、ふざけ調子に「そろそろ学校行くぞぅ~。いってら~」と声をかけた旦那さんに、

「もー、お父さんの言い方って、何かイライラするわぁ」

半怒りで、突っかかっていました。

いつものことなので、旦那さんは気にもかけず、

「へー。じゃお母さんの『いってらっしゃい』はどんな感じ?」

と、さらに話題を突っ込みます。

長女的評価は、

「うーん、お父さんよりはマシ?」

ということは!

「えっ、じゃあお母さんは、お見送りの才能があるってことだねっ!」

私、嬉しそうに会話に参戦(笑)。

「いや、そんなこと言ってないし。見送りいらんし」

13歳の少女らしく、冷静に否定されましたが。

「お母さんは見送りたいから見送るよー」

一緒に玄関まで出ると、これまたいつものように、

「はいはい」

と、諦めたように小さくふり返ってから、登校していきました。

何だかんだと、可愛くて優しい長女です。

家族を気持ちよく送り出せるかどうかだって、立派な才能ですよね!

そんなふうに、自分のできているところに目を向けて、笑えるようになった自分にも、良い変化を感じます。

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