マンガでぐっすり! スタンフォード式 最高の睡眠(西野精治)

マンガでわかるシリーズは読みやすくて、これまでにもたくさん楽しませてもらっています。

「やめる習慣」「続ける習慣」「伝え方が8割」「雑談力」etc…

立ち読みでも楽しめるし、時間がなくてもパラパラ眺められるので、頭に入りやすいです。

今回は、こちら。

気持ちよく眠れた翌朝は、気持ちよく起きられることを、十分に実感しているので。

眠りの質を高められたら、もっといいかも! と、読んでみました。

睡眠負債が「眠りの自己破産」をもたらす

「睡眠不足」ではなく「睡眠負債」である。

この説明、とてもわかりやすかったです。

寝不足だ、と言いながらも、その動きづらい頭や体を使って、やらなければならないことを続けて、また寝不足になって…

忙しい人には、よくあるパターンですよね。

でもそれは、不足ではなくて「負債」であること。

放置したままだと、利子がどんどん膨らんで、やがて心身に大きな影響をもたらすこと。

改めて、睡眠の大切さを感じました。

常識のアップデート

よく言われている「睡眠は90分周期で考えると目覚めやすい」とか。

「22時~2時の間に眠ると、成長ホルモンが出る」とか。

睡眠に関する、いろんな神話がありますよね。

そういった、これまで常識とされてきたことが、やはり正しかったり、実は間違っていたり、必ずしも正解ではなかったり。

科学的な説明もあり「へえ~、そうなんだ!」と、感心しながら読んでいたのですが。

考えてみれば、睡眠に限らず、世間の常識というものは、刻々と移り変わっています。

育児にしても、そうです。

昔は「抱き癖がつく」と言われていたけれど、今は「どんどん抱っこしてあげてください」と、保健師さんたちもおっしゃいますし。

離乳食の進め方も、ずいぶん変わっています。

「これが正しい」と言われて育ってきて、大人になって、子どもに伝えていく世代になったとき、

その内容が、やっぱり正解なのか、実は違っていたのかは、そのときに確かめないと、わかりません。

正しいと思い込んで、思い込みだけを根拠に、子どもたちに接することのないようにしたいです。

こうして情報に触れることで、自分の常識のアップデートをしていくのは、大事ですね。

睡眠の質を高める方法も、いろいろ書かれていたので、楽しんで試してみたいと思います。

私の性格上「こうしなければ、質のよい睡眠はとれない」とは思い込まないようにだけ、気をつけながら(笑)。

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