ついに、最終巻まで読み終えました!
ああ、おもしろかった!
早く続きを見たくて、でも終わってしまうのがもったいなくて、じりじりと読み進めた物語。
鬼がいない世界を目指しているのだから、目的が果たされれば鬼殺隊の物語が終わるのはわかっていて。
ダラダラと続くより、気持ちよく終わってほしいなとも思っていて。
それでもなお、別れがほの寂しいぐらいに、楽しませてもらいました。
長女とわいわい盛り上がった読後談は、それぞれに泣きどころが違ったのがおもしろかったです。
娘は兄妹や恋愛関係の「思い合い」にぐっときたそうなのですが、私は親子や師弟関係の「次に繋ぐ」ところが感動しました。
繋ぐために命を賭ける方と、繋がれたものを受け取って紡ぐ方と、どちらの生き様にも。
長女が泣けたのは「共に」の横に広がるもので、私は「次へ」の縦に流れるもので。
どちらも、物語を紡ぐ大切な糸。
中島みゆきさんみたいですね。
本好きな娘はもちろん、長男や次男も一緒にめくって、同じひとときを過ごせる漫画でした。
家族で読めるって、やっぱり素敵です!