秋になると、髪がよく抜けます。
【体感を広げてゆく】
「秋は抜け毛の季節だからねえ」と聞いて数年来、
「たくさん抜けるなあ…そういう時期だからしかたないか」
あきらめのため息をついていたのですが。
昨日、髪を洗っていて、たくさん抜けたのを見たときに、
「新陳代謝してるなあー!」
って思ったんです。
どういう心境の変化なのかはわからないけれど、
無理やりポジティブにしたわけではなく、ただ普通に、ふいに、自然に。
嘆きでも喜びでもなく、
「ああ、私の細胞ひとつひとつが、生きてるんだな」
という事実を、淡々と感じました。
これって、 佐野敦子 つるちゃんが、アクセサリーセレクトでお話ししてくれた、
“目の前の事実を、メリットと捉えるか、デメリットと捉えるか”
だなあって。
そのときは、つるちゃんの力を借りて、パタンとひっくり返してもらいました。
そこから、無理に思考を方向転換しようと、過ごしてきたわけではなく。
普段と変わらない日々を送っていたけれど、特別に意識するのでもなく、
自然な感覚として出てきたことが、嬉しいって思いました!
認知行動療法でいう、
“認知・感情・行動を分けて整理する”
のができている状態って、これかな?
髪が抜けるという事実は、ただそのままにフラットに眺めて。
ネガティブになる自分と、ポジティブになる自分と、どちらがいいとか悪いとか、ジャッジするでもなく。
自然に湧き上がった感覚が、生きていく上で、すごく心地よい状態だと体験できたのが、よかった。
そのきっかけをくれたのは、もしかしたら、
お守りのように、耳もとでシャラッと揺れる、イヤリングなのかもしれません。
ひとつの物事から、体験や感覚がどんどん生まれて、広がっていく。
私の頭の中身も、無限に細胞分裂できそうな気分!
#新陳代謝してる
#日々学び!
こうして体感することを、もっともっと広げてみたいな、と思いました。