私の人生に、ホラー映画という要素はなかった…!
と、しみじみ実感したお話です。
【観てもないのに怖いんです!】
息子が『青鬼』という、ホラーゲームをやっておりまして。
その映画があるらしい!
観たい!!
ということで、レンタルショップへ行ってきたのです。
しかし! 私はホラーが大の苦手。
「観てる間、お母さんは違う部屋にこもるからねっ💦
観終わって、画面ちゃんと消してから、呼んでよねっ」
固く約束を交わしたのち、連れて行ったのですが…。
普段が、インターネットやハードディスク録画のものしか使わない息子。
レンタルショップの中から、目当てのDVDを、うまく探すことができません。
致し方なし。
一緒に店内を歩いて、ホラーの棚をくまなく眺めて、
ちゃんと『青鬼』を発見しました。
なんだけど!
ホラーのコーナーだけで、なんて破壊力なんだ…っ!
いうても棚の一角に並んでるだけだから、大丈夫でしょ。
と思っていたら、予想以上に衝撃が大きかったw
青とも紫ともつかない、仄暗い闇が漂う棚を見ていると、
お腹に鉛が沈んでるみたいに、ずん…と体が重たくなる。
ケースの背のタイトルの字面が、フォントと単語とで、怖さを煽ってくる。
見ていた時間は、せいぜい5分くらいのものだと思うのですが、
私のHPは瀕死状態になりました。
だめだ…私の人生を構成する要素に、ホラー映画は入っていなかった🤣
特に血が飛ぶホラーは、もうダメ。
医療ものの手術シーンや、殺人事件なんかも苦手です。
#時代劇や異世界バトルものは観れる
#舞台が現代じゃなかったら大丈夫みたい
#血の現実感がアカンらしい
同じ作品でも、漫画だと読めるけど小説はちょっと…とか、
アニメならなんとか、ドラマは完全にアウト! とか、
妖怪はいけても幽霊は苦手、とか。
怖いものへの耐性レベルは、私の体に細かく設定されております。
で、ホラー映画の何が苦手って、
映像って、防ぎようがないんですよね…!
漫画なら、なんとなく怖いところには焦点を当てずに読み飛ばせる。
小説だとちょっと難しいけど、遠ざかってシーンを想像するみたいに、視点をずらすことは、可能ではある。
でも映像は、否応なしに、いちばん恐怖を感じるところに、視点が固定されてしまう!
おまけに音までついている!
実際に観てもいないのに、レンタルショップのパッケージだけで、しっかりとホラーを感じてきた私なのでした。
息子はひとり、楽しく鑑賞できたみたいで、よかったです♡
