オノマトペしかない

「そんでさ、ドアがバーンってなって、
手がガンってなって、ここがザクッていって…」

こないだ、うっかり手に切り傷を作ったわたしが、
その状況を、旦那さまに説明していたときのこと。

そばで聞いていた娘が、大笑いするのです。
「お母さんの説明、オノマトペしかない…! こういうことか…!」

どういうことだよ(笑)。
よくよく聞けば、学校で友達に、エクセルの使いかたを説明していたとき、
「娘ちゃん、オノマトペ多いね!」
と言われたらしい。

本人は自覚がなかったんだけど、母の台詞をそばで聞いていて、
なるほど確かに! って得心がいったそうなのです。

わかるわー。目に浮かぶわー。
エクセルで「このセルをクリックして、ドラッグして…」とは言わずに、
「ここポチッとして、ぎゅいーんって」とか言うタイプだよね。
わかる、わかる。さすが、わたしの血を受け継ぐ娘よ。

「それ! ほんとそれ! お母さん、語彙力…!」
娘は完全にツボにはまり、大笑いが止まりません。

「わたしの語彙力は、書き言葉に全振りしてます!」
母は、堂々と宣言しておきました。

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