ココロでやせるダイエット(心屋仁之助・和田ゆみこ)

もともとは、ダイエットの悩みはありませんでした。

身長150㎝、体重はだいたい43㎏。いちばん増えていたときで49㎏。

高校生のときから、ストレスがかかると過食して吐く癖はありましたが、受診するほどではなく。

母となっても、激しい吐きづわりと入院生活のおかげか、産後も体重が戻らないことはありませんでした。

けれど、30代後半になってから、体型が変わってきたのと、食べすぎると体重がなかなか戻らないことが気になり、それがストレスで吐きたくなるときもあり。

これではダメだ! と、人生初のダイエット(体重戻し)に挑戦することにしたのです。

そして、あっさり挫折

とはいえ、何十㎏もやせたいわけではない。

激しい運動を取り入れるのはしんどかったし、厳しい食事制限や断食も無理だと考え、日常生活の範囲内でできることを続けよう、と思いました。

カロリーの低いヘルシーなおやつを選ぶ、野菜から先に食べる、なるべく階段を使う、歩いて用事に出かける、食べる総量も減らす…など。

だけどたいして体重は減らないし、ちょっと減っても食べたらすぐに戻ってしまうし、1日何回も体重計とにらめっこしながら過ごしていました。

それがだんだんつらくなってきて、大好きな食べることを楽しめなくなってきて、早々に挫折した私。

まさに、ダイエットのダメな見本ですね(笑)。

そんなときに、ふらりと立ち寄ったコンビニで見つけた本です。

目から鱗でした

心屋仁之助さんの本を読んだのは、これが2冊目でした。

最初が「一生お金に困らない生き方」で、次にこちらを読んだときに「ん? 同じ作者だ」と気がついて、おもしろくなってきて何冊か読むに至るのですが。

読んだときに「お金だけじゃなくて、体型も、愛も、仕事も、時間も、人生全部が、前提で変わるんだ!」ということを、初めて知りました。

特に最初に衝撃だったのは「心のあり方を変えたら、普通~スリム体型の人がよくやっていることで、私には絶対に無理だと思っていたことが、突然できるようになった」という部分でした。

「ゆっくり食べる・食事の時間にお腹が空いていなければ食事を抜く・途中でお腹がいっぱいになったら食事を残す など…

一見、我慢しているように見えますよね?

でも、違うんです。

これって、自分を尊重して、自由に食べているってこと」

だというのです。

「太っているときの食生活がいかに不自由だったかわかりました。

食べ物を残してはいけない・食事の時間になったら食べなければならない・ちゃんとした食事をとらなければならない などなど…

自分で自分をこんなに不自由にして、苦しめていたのか!」

それ、まさに私です!

ちゃんと食べなきゃ、残さず食べなきゃ、でも体重も戻さなきゃ…

そんな思いにとらわれて過ごす1日は、食事を作るのも、おいしいものを食べるのも、ちっとも楽しくなかった。

私は「不自由」だったんですね。

それからは、体重計とにらめっこするのをやめました。

現在の私は…

身長150㎝、体重は43~45㎏を維持しています。

おやつもごはんも、好きなものを好きなだけ食べています。

とても自由だし、幸せです。

まだほかにも、やってみたい内容がたくさん載っていたので。

少しずつ、楽しみながら、挑戦中です!

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