「ありがとう」を唱えてみる

実は以前「ありがとうの神様」を買ったときに、ひたすら「ありがとう」と唱えるチャレンジをしたことがありました。

気持ちがこもっていなくても、口に出すだけでいいらしい。

とりあえず１ヶ月ぐらい言い続けたら、何だか涙が出るようになり、救われた感じがしました。

また、当時住み始めて間もなかった、やたらと虫が入ってくる築30年超の古い日本家屋。敷地内同居で、鍵をかければ叱られ、プライバシーのなかった住まいなのですが…

嫌でたまらなかった自宅に感謝できるようになり、自宅を好きになることができました。

その後も、思い出しては唱えてみていたのですが、忙しかったり疲れていたりすると、だんだん口に出せなくなり、やがては習慣から抜け落ちてしまっていました。

今回「ドＳ本」を読んで、おもしろかったのと。

こちらにも「ありがとうを５万回唱える」というのがあったので、改めて習慣にしたくて、再チャレンジすることにしました。

まずは「ドＳ本」に倣って、数をかぞえながら唱えてみよう。

と始めたのですが、これがちっとも楽しくないし、ワクワクしないんです。

よく考えたら、主婦って、１日いろんなことをやっていますよね。

食事、洗濯、掃除、買い物、育児などなど…

しかも、やりながら常に、何かを考える必要がある。

掃除をしながら家の手入れと１日の予定を考え、買い物をしながら食事のメニューと家のストックを考え、ごはんを作りながら手順と盛りつけと完成時間を考え。すべての工程で、家族の体調やタイムスケジュールを考えながら動きます。

子どもたちが帰ってきて過ごす夜も、食事の後片づけや洗濯をこなし、遊び相手に宿題のおつきあい…家事はノンストップです。

そんな中で、時間を少し作って、かぞえながら唱えても、なかなか数も積み重ならないし、かぞえることに意識をとられてしまうんです。

私の要領が悪いだけかもしれませんが、このやり方は、私には向いていない！

３日目に、方法を変えることにしました。

再チャレンジ４日目からは、空き時間に、思い立ったときに、何かをしながら、唱えることにしました。

その方が数も増えるし、スムーズに習慣にできそう。

とりあえず「ありがとう」を言うのですが、どうもまだしっくりきません。

以前のような、心身に染みる感覚がないのです。

５日目は「ドＳ本」にある「ありがとう、愛してる」を足してみました。

まだしっくりきません。

６日目からは「ありがとうの神様」にある「祝福神」を足してみました。

「嬉しい、楽しい、大好き、幸せ、ツイてる、ありがとう、愛してる」と、深く考えずに、生活ペースに上乗せする感じで唱えてみたら、いい感じでした。

よし、これでいってみよう！

８日目からは、唱えながら、自然と笑顔が出るようになりました。

10日目からは「ありがとう」を基本に、自分の気分に合わせて、ほかの６つを足してみるようになりました。

軽やかな口調で言えるようになり、ただ唱えるだけではなく、人や物事に対しても、口に出して「ありがとう」「ありがたい」と言うように心がけるようになりました。

気持ちの効果としては、幸せな気分でいられる時間が増えてきました。

実際に起こったラッキーといえば、

…とか、ですかね。

唱えることによって幸せが増えると、さらに信じて唱えることができて、自信や希望につながってくる。

宗教と似ていますね(笑)。

前回は、１ヶ月ぐらいでフェードアウトしてしまったので。

今回は、引き続き習慣化したいと思います。