子どもが可愛すぎる事件

近所のコインランドリーに行きました。

駐車場に入ると、2歳ぐらいの男の子が、洗濯物カートを押して爆走中でした。

この白いカゴです。

おばあちゃんらしい方が、一生懸命に追いかけて叱り、店内に引き戻そうとしています。

男の子は、全力で拒否(笑)。

わかる…わかるよ! どっちの気持ちもわかる!

そりゃあ駐車場は危ないし、お店のカートはおもちゃじゃないし、保護者は何してるんだと思われちゃうし、必死になります。

でも、ほとんど車の来ない田舎の駐車場で、キャスターのついたちょうどいい高さのカートがあったら、子どもは間違いなく、押して走りますよね。

大変な親の姿に共感だし、楽しそうな子どもは可愛いし。

ともかく、充分に気をつけながら車を停めて、自分の洗濯物を下ろします。

「こんにちは! あのさ、これ、あっちまで乗せてくれるかなあ?」

男の子に声をかけると、涙とぐずりをパッと引っ込めて、大きくうなずき。

「運転手さん、お願いしまーす」

我が家の洗濯物を乗せて、お店の中まで一生懸命運んでくれました。

か…可愛い!

「ありがとう!」

再び爆走を再開しようとしていた彼は、ぺこりと頭を下げたおばあちゃんに、無事回収されていきました。

――本当は、すごく勇気がいったんです。

声をかけて、よけいに機嫌を損ねてしまったら迷惑だし、不審に思われても嫌だし。

でも可愛くて、数年前の自分を思い出して。

喜んでもらえたらな、力になれたらな…って思いました。

ちょっとは役に立てたかな?

可愛い運転手さん、お手伝いありがとうございました!

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