ファッション断食をやめてみる

意気揚々と始めた、ファッション断食

目標だった100日間まであと少し!

…でしたが、断念しました。

理由は、秋になったから。

夏の間は、よかったんです。

髪型を変えても、手持ちの夏服がしっくりとなじんでいました。

最近、朝晩涼しくなってきたので、秋冬用のパンツと長袖を着てみたんです。

そうしたら、ものすごいダルダルのオバチャンがいました(笑)。

パンツのラインも丈も、長袖やニットの形も、まったく合っていなくて。

おまけに靴のサイズも、何だか窮屈。

これ、春先には、まったく違和感なかったんですよ。

変わったのは髪型と、年齢。

うーん…39歳と40歳とでは、確実に体つきが変わっていくのかな。

ファッション断食を達成できても、好きになれない自分の姿を毎日見ていたら、幸せ度が下がりそう。

「やめてみる」をやめてみる

というわけで、「服を買うのをやめてみる、をやめてみる」。

まずは、合わなくなったものを手放します。

秋冬のパンツ・長袖トップス・ニット・スニーカーを全部と、膝上丈のスカート、トートバッグにお買い物バッグ、帽子。

ついでに、この夏で着尽くした、ノースリーブのトップスとガウチョパンツも。

服が少なくて傷みも早いため、基本はワンシーズン総入れ替え派です。

パンツは、裾余りのスキニーから、足首までのストレートに。

長袖トップスは、フィット形からゆったり形に。

トートバッグとお買い物バッグは、2つを兼ねられるリュックにして、小さめのエコバッグを2つ、中に入れておきます。

スニーカーも、晴れ用と雨用とに分けていたのを、防水タイプの1足にしました。

色は気に入っていたのでそのままに、それぞれ形を少しずつ変えて、今の自分に合わせてみます。

ほんの少しの形の違いで、体型になじんでいくのが不思議。

20代頃までは、シルエットの多少の差は、まったく気になりませんでしたが。

年齢を重ねて、体に合う大きさや形を大事にしていく贅沢を知りました。

敗因を考える

ファッション断食に失敗した原因を考えてみると、年齢と季節の変わり目を挟んだことだと思います。

それでも「できる!」と思ったのは、先取りして秋冬のニットやトップスを買っていたから。

季節が変わる少し前に買い替えるのが基本のスタイルですが、ときどき「早めに揃えておこう」と、先取り買いをするんです。

先取りしたときほど、いざシーズンを迎えて着てみたら、しっくりこないことが多い。

買うときに、自身の変化を織り込んでいないせいです。

あらかじめ買うなら、経年変化も先読みしておかなければならない。

でも、未来の自分がどんな好みや体型になっているか、私にはわからない。

――つまり、敗因は「先取り買い」!

そういえば、不要な買い替えグセも、「先取りして買ったものに限って気に入らない」パターンが多かったかも…。

季節ギリギリに、着るものがない! と焦って買うのは、妥協してしまうから嫌。

そう考えていたけれど、早く準備しすぎても、私はだめな質のようです。

自分にとってのベストな買いどきを、見極める必要がありますね。

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