子どもがコロナウイルスの患者や濃厚接触者になると、親も仕事を休まなければならない現状。
普段は、子どもの体調不良時も、病児保育や祖父母を頼りながら働くママさんもいて、それを否定するつもりはなく、ただすごいなあと思います。
でも、そういう一生懸命な人が、望むと望まざるとに関わらず自宅待機になるのが、今で。
病気の子どもの看病は、もちろん大変ですし。
コロナ禍当初の長い自粛生活をふり返ると、たとえ子どもが無症状でも、また違った大変さなのだけれど…。
いつも仕事に必死な人から、ふっと力が抜けたような言葉がこぼれてくると、たまには公式に休んでいいんじゃないかな、という気がします。
子どもの不登校を「行っても行かなくても、どちらでもいい」ととらえるのと同じで。
働いても休んでも、どちらでもいい。
生活の保障も含めて、罪悪感なしに選べる環境が当然の社会になっていったら、私としてはありがたいな。
我が家はもうしばらくは、子どもに重心を置きたいので。
緩やかで優しい働き方の選択肢が、もっと増えたら嬉しいな、と考えていました。
気兼ねなく親子で休める時間も、私には必要なようです。
親子で数日間の自宅待機を経験して、ちょっとそんな気持ちになりました。