遠足の自由時間に、先生と仲良しのお友達が、長男を誘いに来てくれました。
一緒に遊びに参加できたらいいな、と。
長男は少しうつむき気味にしゃがんでいます。
友達は隣に腰を下ろして、「久しぶり!」などと他愛ない話をしながら、
「どうする? おれどっちでもいいよ」
決して急かさない雰囲気で、ぽつぽつと言葉を紡いでくれています。
先生が「一緒に行こうって誘ってあげてよ」とうながすと、友達は、
「えー、無理に誘っても(だめでしょ)」
長男が「一緒に行く」と心を決めてうなずくまで、ただ待ってくれていたんです。
なんて素敵な対応…。
大人でも難しい、いや大人だからこそ難しい「寄り添うこと」を、ごく自然に体現していて、とても感動しました。
まさに寄り添いの極致!
あたり前のように、隣にいてくれる友達がいる。
そのことが、何より嬉しかったです。