のびのびと、大人になってほしい

昨日は、次男と、地元の子ども祭りに行ってきました。

#発表会ステージとか

#動物ふれあいとか

#無料の縁日コーナーとかあるやつ

【のびのびと、大人になってほしい】

「友達と遊ぶんだ!」と、張り切っていた次男。

クラスのお友達も、たくさん来ていて、嬉しそうだったのですが…

それにしても、小3男子、自由だなあー!

連れ立って縁日コーナーに行ったかと思えば、

てんでばらばらに、どこかへ行って、お互いを捜索しているし。

ごはんを食べていたかと思ったら、突然、

「冒険に行くぞー!」って、半数はダッと立ち上がり、走り出し。

半数は、のんびりと食べ続けたまま、変顔大会を始めて、大爆笑しているし。

机の上には、謎の石ころやら、財布やら、無造作に置きっぱなしで。

さっきまで木登りしていたのに、瞬間移動したかのごとく、

全然別の場所で、かくれんぼが始まっているし。

次男がぽつりと休憩していたので、みんな帰ったのかと思ったら、

どこからともなく集まってきて、また団体様になっているし。

かと思えば、次男はどこかへ走っていき、

私とお友達が一緒に座って、おやつを食べている…みたいな。

私がいちばん「すごいな!」って思ったのが、

次男が、お友達に「次これやろうぜ!」と誘われて、

さらっと「オレ、いいや」と、断っていたこと。

#そして別々に遊ぶ

#気づいたらまた一緒にいる

大人になったら、あたり前の風景なんだけれど、小学校時代の私は、

“友達にペースを合わせなきゃ”

“誘われたら、一緒に行動しなきゃ”

と、思っていたんです。

田舎の小学校という狭い世界で、居場所を作るためには、あぶれないようにしなきゃ。って。

きゅうっと喉が締まるような閉塞感を、今もまだ、かすかに覚えていて。

だから、次男とお友達が、お互いに「自分はこうしたい」を伝え合っているのも、

相手の答えがどうであれ、わだかまりを生まないやりとりも、距離感も、

すごくいいなあ。素敵だなあ。と、思いました。 

わが家の子どもたちは、4歳ずつの年の差の、3人姉弟です。

全員が、同じ保育園〜中学校まで通うわけなのですが、

4年を経るたびに、お友達との関係性が、より自由になっているように感じます。

学校そのものや、先生方の雰囲気も、確実に変わっている。

高2の長女いわく、自分の義務教育をふり返って、

「個性教育といわれつつも、みんなと同じようにするのが普通、の先生が、まだ多かった。

今(弟の時代)は、先生たちの中でも、いろんな対応の形ができあがっていて、

男子も女子も、優しい子が多くて、過ごしやすくて、自由な気がする。

すごいなと思う」

と。

#40代母と同じ感慨を抱く高校生

昔と比べて素敵だなと思ったとて、今を生きる当人たちにとっては、

しんどいことが、まったくない。なんて、ありえないけれど。

でも、次男が、あんまりにも自由で、楽しそうだったから、

「みんな、のびのび育ってほしいなあ!」

1日一緒に過ごしていて、心から願ったのでした。

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