長男と運動をすると、たいがい負けます。
ゲームは、次男にすら敵いません。
遊びの勝負は、ほとんど相手にならなくなった母だけれど、まだ宿題を教えるぐらいはできますよ。
なかなかやる気が出ない長男と、一緒に算数ドリルを解きました。
少しだけ私が間違えたり、遅れて解いたりすると、
「お母さん、全っ然できんなあ!」
と、得意そうに笑いながら、残りの問題を勝手に解いていました。
まだまだ単純な長男です。
――ちなみに、隣の長女の数学を覗いたら、すでにわからなかったので、あきらめました!
長女は、日々の大変さがわかるためか、私の家事育児の能力は、高く評価してくれているのですが。
その他のことに関しては、「お母さんはお気楽で適当だよね」とよく言われます。
この間、「お母さんはもともとはすっごくガチガチだったのが適当に変わったのか、もともとこんなで皮が剥けただけか、どっちだと思う?」と訊ねたら、
「もともとでしょ」
即答でした。
自分ではわからないけれど、そう見えるのなら、そうなのかな。
長男は、「お母さんは運動もダメダメだし、遊んでも弱いし、算数も下手くそだ」と笑い飛ばしています。
次男は最近、自分でできないことを「お母さんがやってみようか?」と声をかけると、
「お母さん、ほんとにできるの? 大丈夫?」
何やら心配されるようになりました。
お父さんは「何でもできる」「強い」「厳しい」イメージらしいのですが…。
お母さんの評価、ちょっとポンコツすぎませんかね(笑)。
だけど、「ちゃんとしなきゃ」「いい親にならなくちゃ」と頑張っていた頃より、私も子どもたちも笑顔が増えました。
昔からは考えられないキャラですが、どうやら家庭内での私の役割は、道化師みたいなので。
今日も楽しく、ポンコツ母さんやってます。