昨日は「書くこと」について考えたので、今日は「話すこと」を考えてみます。
【繋がりたいから話したい】
私は、話すのが苦手! と今まで遠ざけてきたので、書くことと違って、表現方法としては確立していません。
過去に挑戦したのは、演劇やボーカルトレーニング、絵本の読み聞かせ、接客業に営業…
#思ったよりやってた
#話せない危機感はあったらしい
そして、今はStandfmと。
「話すことで表現したい」「上手に話せるようになりたい」というよりは、
どれも「声を出せるようになりたい」「人並みに会話できるようになりたい」から始まっていました。
進級・進学した新しい環境で孤立したくはないけれど、話しかけたり話しかけられたりする緊張感がしんどい。
#だから演劇部に入る
職場に適度な距離感でなじみたいから、しゃべらざるをえない職種を選ぶ。
#お客様としゃべっているから
#従業員同士の私的な会話が少なくてすむ
#休憩時間はひとりでのんびりできるように
#シフト制の職場をちゃっかり選択してる
その根っこにある気持ちは、「誰かと穏やかに繋がっていたい」だと思います。
文章でゆるりと関係を築くことも可能ではありますが、やはり実生活では、会話で関係性を作ることが多い。
にも関わらず、話すことに緊張して、気力と体力をたくさん使ってしまう私には、
「何気なく、心おきなく話しかけられる相手がいること」が、すごく大きいんだなと感じます。
知り合いのいない引っ越し先で、赤ちゃんと二人きりで過ごした時期は、ふと気づいたら、
「私、今日スーパーの店員さんと挨拶した以外、大人としゃべってない…!?」な状態だったり。
面会謝絶病棟で入院していた時期は、看護師さん以外に言葉を交わす相手がいない…!と気づいて、愕然としたり。
#職場や学校外に話せる環境を作ろうと
#ボーカルトレーニングや読み聞かせに出没してた
挨拶と用事以外で、構えずに話せる相手が、近くにいればいるほど、私は生きやすいんだなあ。
子どもが大きくなり、会話が成立するようになってから、改めて実感しています。
今はたぶん、声が出せないことは、ほぼないはずだし、会話でのコミュニケーションも、いちおう成立しているはずなので、
#はず
#と思いたい
私の「話す」の次の目標は、
“お互いに、聴くも話すも心地よい”状態を作れること。です!
自分だけが気持ちよくても、相手がそうでなかったら、その人と繋がり続けることはできないですし。
今ようやく、話すこと・声を出すことだけで、いっぱいいっぱいにならずにすむようになったからこそ、
相手を見て・聴いて・話す。という、コミュニケーションの基本を、しっかり身につけたいと思います。
今さらだけど、今からだ!