裕美さんの文章は、読み聞かせの絵本みたいだなあ♡
いつも、ほっこりと読んでいます。
本を開くと、ほら。弾んだ声が聴こえてくるかのよう。
絵本に出てくる子どもたちが、「あのね、あのね」って、
嬉しさいっぱいに、真っ赤なほっぺたで駆けてくる。
言葉にならない楽しさが、全身からぴょこぴょこ飛び出している。
そんな物語を、裕美さんがゆっくりと、読んで聞かせてくれている感じ。
平和なひとときに包まれる文章なんです。
絵本そのものじゃなくて、“読み聞かせ”のイメージなのが、私のイチ推しポイント♡
裕美さんの文章は、読む人に、
「自分とは違う世界の話だな」とは思わせない魅力がある。
どんな話を書いていても、裕美さんの、
「楽しい♡」や「みんなでやりたい♡」が、まっすぐに伝わってきます。
シンプルな言葉に、気持ちをのせる。
その文章を、“読み聞かせ”のように届けてくれる。
言葉の流れる時間が、現実よりも少しだけゆるやかな世界が、心地よいんです。
心を込めて読んでもらった絵本って、ストーリーもだけど、
読んでくれる人の愛情も、まるごと素直に、響きますよね。
裕美さんの文章は、まさにそれ。
等身大の物語よりも、伝えたい気持ちがリアルに伝わる文章。
読んでいる私が、自然に目線を合わせに行ける文章なんです。
だから、裕美さんの「うれしい」「たのしい」を、一緒に体験できるし、
裕美さんが行動しているときの視点で、世界を見ることもできる。
読むだけで体感を分かち合えて、しあわせな気持ちと繋がれるのが、裕美さんの文章の魅力です♡
中川希美より