ホイップクリームとチョコスプレーは、何であれテンションが上がるアイテムなのか?

こども園で働いています。

ある日のおやつは、手作りプリンでした。
わくわくとのぞいたら、ぷるんとしたプリンの上に、きゅっとホイップクリームが絞ってあって、
その上に、チョコスプレーがぱらぱらとかけられていたんです。

「うわぁ…!」って、自分でも不思議なほどテンションが上がりまして。
そのまんまでもおいしいプリンが、さらにおいしい気がする!
ホイップクリームとチョコスプレーって、こんなに楽しい気分にさせてくれるんだ!
それは、新鮮な感動でした。

食べたことがないわけじゃないから、味に感動したのとは違うんだけれど。
なくてもいいところに、あえてのせることが、テンションを上げる秘密なのだろうか。

で、思ったのです。
「この組み合わせは、何であれテンションが上がるのだろうか?」と。

さっそく、やってみよう!

まずはコーヒーゼリー。

あ、これは、のっかってるほうが断然いいですね。
味も、見た目も。

次に蒸しパン。
おお…シンプルな蒸しパンが、可愛くなった!

あってもなくてもおいしいけれど、パッと見て気分が上がるのは、
やっぱりクリームありのほう。

よくパフェなどで見る、アイスにのせるのはどうなんだろう?
正直、甘すぎるなって思うことも多いのですが…。

これを、

こう! ソフトonソフトみたいになった。
可愛さを演出しているのは、さてはクリームではなく、
カラフルなチョコスプレーのほうなのかも。

でも、甘いな…。
あと口の中で溶ける速さが、アイスとクリームとで違うので、
個人的な食感としては、微妙です。

フルーツならば、どうかな?
家にあったバナナで実験。

可愛さは、常にクリームありに軍配あり。
味は…うん、フルーツはフルーツとして味わいたい派かな。

バナナなら、チョコを足したい!

美味です。
でも可愛さは、ホイップクリームが勝つなあ。

実験の結果、およそ生クリームの合うものなら、私のテンションは確実に上がることがわかりました。
それも「おいしそう!」じゃなくて、
「可愛い!」という見た目での、テンションか大きいようですね。
味は、甘くなりすぎないものが好き。

見た目でテンションか上がるならば。
このホイップクリームとチョコスプレーの、くるくる&ぱらぱらを、
別のものでやってみよう、と思い立ちまして。

ごはんに、のり佃煮と、ちりめん。

ああ…これは、違うわ…。
味は申し分ない。
ただ、形に萌える類のものでは、決してない。

ホイップクリームとチョコスプレーの、何が素晴らしいかって、
入道雲の赤ちゃんみたいなクリームと、降らせたての雨のようなチョコの立体感も、もちろん必要なのだけど。

白に降るカラフル、という、キャンバスに描かれる絵画的な色彩が、
めちゃくちゃ大事なんですね…!

佃煮のりとちりめんには、色彩の豊かさが欠けているんだ。
だから、見た目でテンションは上がらない。
そうだよ、おいしそうな料理っていうのは、ジャンル問わず、
色もツヤも形も、おいしそうなんだもの。

味だけならば、茶色いお弁当といわれるものは大好きだけど、
ふたを開けたときのときめきは、やっぱり可愛い色合いのほうが大きい。

食事の色と形って、どちらも大事なおいしさの要素なんだ。
世間の常識が身にしみた、ホイップクリームとチョコスプレーの実験でした。

そして、お腹いっぱいになりました…
おやつを食べすぎました。
食べるを伴う実験は、数日にわけてやりましょう(笑)。

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