口ぐせって、コミュニケーションなんだな、と思ったのですよ。
この言葉を、口ぐせにするとよい。とか、
変えたほうがいい口ぐせ、手放したほうがいい口ぐせ。とか、
いろいろ聞いてきたし、言葉の力は実感しているところではあります。
だけど、その口ぐせって、言葉そのものを指しているんじゃなくて、
「コミュニケーション」なんですよね。
自分との、あるいは相手との間で、使われる意味づけに意味がある言葉。
たとえば、そうだなあ…
熱血タイプの講演家さんが、講演で「絶対、できます!」と鼓舞する「絶対」と、
宿題をやらない子どもに対してイライラしちゃって、私が「もう、絶対困るんだからね!」って言う「絶対」は、
どちらもたびたび口に出す同じ言葉、だとしても。
前者は、自分に自信を与える口ぐせになるかもしれない「絶対」で、
後者は、相手を押さえつけようとする口ぐせになるかもしれない「絶対」で。
「でも」「だけど」も、同じように、
物事を多視点で論理的にとらえる能力とか、自分を顧みる能力とか、につながる口ぐせかもしれないし、
常に否定から入る価値観とか、自分を肯定できない思考とか、につながる口ぐせかもしれない。
どこで、誰にむけて、どのように使っている口ぐせなのか。
そこまで意識しながら、自分の口ぐせを観察してみようと思ったのでした。
ちなみに。
私が書き言葉でよく出る口ぐせは「改めて実感する」。
これは最近、読みづらいなと思ったので、意図的に減らしています。
次に多いのが「~ながら」「かもしれない」。
今回も、しっかり使っていますね。
話し言葉では、また別の口ぐせが出ます。
それがまた、おもしろいんですよねえ。
あ、まさに「おもしろい」は、人の話を聞いているときによく言います。
「へえー」「すごい」も多いな。
自分が話すときは「えーっと」「あのさ」が枕詞だし、
ひとり言では「うーん」がたくさんあります。
してみると、私の場合は、
「書く」「聞く」「話す」「ひとり言」で、それぞれコミュニケーションを使い分けているのかしら。
