主婦力ゼロって、私のための本でしょうか!?
本屋さんで見て、表紙買い。
著者のマルサイさんは、ゼロから始めて、主婦歴10年目だそうです。
その間に流行った家事を片っ端から試して、自分に向いていたものだけを、自分流に定着させてきたとのこと。
私も主婦歴は10年超ぐらいなので、本に書かれている流行り家事は、リアルタイム世代です。
素敵な家庭、丁寧な暮らしに憧れて、いろいろやってはみましたが、マルサイさんと同じように、当然向いていた家事と、向いていなかった家事がありました。
あまりに遠い理想の暮らしに悲しくなったり、やり終えたい家事が進まないことにイラッとしたり。
そんな中で、少しずつ、我が家流ができつつありますが。
もっと、うまく手を抜いて、なおかつ心地よく過ごしたい。
私も子どもたちも、笑顔で「今日も楽しかった!」って眠りたい。
その後押しのために、今この本に出会ったのだと思います。
他人を気にするのをやめる
理想の暮らしのために触れてきた、いろいろな情報。
失敗談とか、不向きだったからやめた、という内容は多くなくて。
皆さんそれぞれが、自分のたどり着いた理想の形を、きっちり伝えてくださっていました。
それをやってみるのですが、中には真逆の内容もあり、私はどちらが合っているんだろう? と悩むこともありました。
また、大半の内容にあることを実践できないと、何だか自分に自信が持てませんでした。
それは家事だけでなく、衣食住や仕事や育児、ライフスタイルすべてにおいて、です。
今は自分のあり方を中心に考えられるようになり、他人ができている・やっている・いいと言っている物事でも、自分にとってもそうであるとは限らないんだ。
と、思えるようになってきました。
だから、マルサイさんには向いているけれど、私には向いていない家事も、もちろんあるでしょう。
家事のやり方よりも、失敗しながら自分なりの形を作り上げる過程が、とても共感できる1冊でした。
私もまだまだこれから!
自分にとって心地よい暮らしを実現するための、私の家事のやり方を、研究していきますね。