娘の友チョコは、見守り役に徹していた私でしたが。
弟たちは、「ぼくもお菓子作りたい!」と張り切り始めました(笑)。
なので今日は、みんなでクッキーを焼くことに。
泡立て器やヘラでおしゃれに…やっていたら、台所が大惨事になるので、床に新聞紙を敷いて、手袋装着で、存分に混ぜたり捏ねたりしてもらいます。
クッキーミックスと、バターと、チョコチップを混ぜ混ぜ。
うん、このくらいなら、準備や後片づけも、そんなに負担ではありません。
――と思っていたら、うまく生地がまとまらないようで、早々と飽きてきた男子たち。
まあ…ちょっと難しかったかな。お手伝いしましょう。
続く型抜きや成型は、子どもたちも楽しそう!
成型やデコレーションなど、出来上がりが見えやすい工程が、いちばん好きみたいですね。
さて、天板に並べて。
家のオーブンレンジは小さいため、3回ほどに分けて焼かなければなりません。
余熱して、順番に加減を見て焼きながら、調理器具を洗う私。
もうすっかり終わった気分で、焼き上がるまで遊んで待っている子どもたち。
その瞬間、腑に落ちてしまったのです。
私が親子でお菓子作りをしない理由
イベントなどに参加して作るのは好きですが、家ではお菓子作りをしたくない理由。
子どもたちが楽しそうにしてくれるのは嬉しいけれど、作業フォローのタスクが多すぎて、私が楽しめないから。
一緒にオーブンを見ながら焼き上がりを待つなら「楽しみ」になりますが、そうでないから「面倒」になるんですね。
市販のお菓子にデコレーションしたり、ホットケーキを一緒に焼いたりするのは嫌いじゃないんです。
隣でワイワイ言いながらの作業だから、楽しめるんだ。
そういえば、ひとり時間に余裕があるときに、普段作れないごはんやおやつに挑戦することはあったし、
それを「おいしい」と食べてもらえるのは、意外と嬉しかったなあ。
これは、お菓子作りの好き嫌い以前に、子育てと、親子時間の方法の問題ですね。
最後まで一緒に過ごせるやり方にするべきでした。
思わぬ発見をしている間に、クッキーが焼き上がり。
遊んでいた子どもたちも、寄ってきて歓声を上げ、一緒に食べます。
さっくりしていて、ほどよい甘さで、おいしい!
焼きたての味わいは、癖になりそう。
今回のクッキーぐらいのお菓子なら、またひとりで作ってみてもいいな。
親子で作るときは、最後まで一緒にできるようにしてみます。