一覧

【note詩】眠れぬ夜に

とろりと溶けてゆくような眠りにおちる瞬間がすき わたしは あなたであなたは わたし 世界に溶けてゆくように眠りにおちる瞬間がす...

【note詩】神さまの手

どんなに 言葉を尽くしても言葉では 伝えきれないものがある だから 神さまはわたしに ふたつの手をくれた あなたの髪をすき 頬...

【note詩】配達人

うつくしいものをみつけられる ひとになりたい ちいさな露に映る光やふくふくした葉っぱや石ころの断面のなめらかなこと うつくしい...

【note詩】卒業

しゃぼんだまを 吹くたくさん たくさん 空に送る おおきいのも ちいさいのもそれぞれの方向へ飛びたちやがて 見えなくなった し...

【note詩】あかちゃん

ころり ほとりぴくり ぽたりあなたが眠りにおちる音 泣ききった最後の涙がころりと頬をつたう ふたつのまぶたがついに抗うのをやめ...

【note詩】ほころぶ

お洋服のほころびはなんだか 少し寂しくなる 花のつぼみがほころぶとなんだか 少し幸せになる あなたの心の ほころびはわたし と...

孤独

寂しくて たまらないと 思うけれど 口に出したら ほんとうに 寂しいから こころの中に しまっておく 寂しいねと 言い合...