【note詩】眠る母

子どもたちが安眠用の音楽を流しはじめた それを聴きながら誰よりもいちばんに私が眠りに落ちてゆく 母の耳は素直だから音の響きには...

【note詩】夏の凡人

夏の朝いちばんに蝉がじゅわじゅわと合唱をはじめる 夏の夜更けには虫のオーケストラがぎいぎい鳴いている 耳の奥から引っ掻くように...