わたなべぽんさんは、見つけたら、とりあえず読む!
【やっとこっかな(わたなべぽん)】
ぽんさんのエッセイは、等身大なのが、好き。
やめてみる、やってみる、ひとつひとつが、
“ちょっとだけ”の日常なので、読んでいる私も、
「やってみよっかな」と思える、身近さが好きです。
そして、ぽんさん、劇的に変化してきているのだけれど、
一度気づいて、身について、終わり。じゃないんですよね。
今作にも、
「やっぱり私ってズボラ(泣)」
「私って成長してないな」
「以前から何度も取り組んで解消しつつあった“人目を気にする性格”が
まだまだ染みついていることを実感したのでした」
…などなど、前作までで得た気づきが、
「ああー、これも同じことか!」
と、違う面から、さらに深まる瞬間が、たくさんありました。
この感じ、よくわかるなあ。
私も、一緒です。
何かひとつの物事に対して、気づきがある。
まったく別の物事で、行き詰まる。
違う角度からやってきた気づきが、前に体験したものと繋がっていると知る!
このくり返しで、歳を重ねています。
同じものを、違う場所から見たり、触ったりして、
私にとっての真実や真理が、どんな形をしているのかを、知ることができる。
“私の世界”が、明らかになってゆく人生が、おもしろいんだよなあ!
って思います。
未来の「わからない」が、不安から楽しみに変わっていくきっかけの、
「やっとこっかな」。
今の私は、この中では、
“家族みんな自分らしく暮らせる家”
を、やりたいなあ。
少しずつ「やっとこっかな」と思います!