【ハッピーライティングマラソン#66】書いたものが、はじめて誰かに届いた本。「何度も読み返した本は、ありますか?」

数年間のうちに、何度も読み返した本。
それなら、いくつかタイトルが浮かびます。
小説、絵本、児童文学、漫画が多いですね。

そのときどきによって、興味や価値観が変わるので、
「子どものころからの愛読書です!」
という本は、実は思い当たりませんでした。

そんな人生の大半で、読み返している本…というと、
もう、これ一択!
『月刊 詩とメルヘン 1998年12月号』です。

はじめて、詩を掲載してもらった号なんですよね。
高校生のときでした。

詩とメルヘン編集部、と書かれた封筒で、掲載のお知らせが届いて。
掲載者あとがきの原稿、なんていうものも書かせてもらって。

生まれてはじめて、原稿料というものをいただいて。
掲載誌を送っていただいて。

堀江祐理子さんが、美しい少女の絵を、描いてくださっていました。
やなせたかしさんの選評がつくのは、天にものぼる気持ちでした。

嬉しくて嬉しくて、何度も読み返しました。
わたしの書いたものが、活字になって、本屋さんに並ぶ本の中にある。

落ち込んだときにも、読み返しました。
環境が変わって、書けなくなったときにも。
再び書きはじめたときにも。

わたしの原点なんです。
自分の書くものと、読者がつながる世界の。
いまもこうして、書くことに立ち返るときにも、読み返します。

たくさん読んだから、ほかの方の詩やメルヘンやイラストも、
すっかり人生になじみのある作品になっています。

掲載していただいた詩はこちら↓

【しっぽ】

しっぽが欲しい
仔犬みたいな
しっぽが欲しい

きみを見たら
ぱたぱた振るから

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