好きなことリスト、59番目。
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10代の頃は、答えの出ないことを考えるのが好きでした。
愛とは何か? どうしたら世界が平和になるか?
といった広い意味のことから、
どうしたら好かれるんだろう、嫌われずにすむんだろう? 何のために勉強してるんだろう?
といった身の回りの悩みまで。
理由や理論をつけて、万人にとっての正解を探そうとしていました。
そこには、あまり直感的なものが入り込む余地が、なかったような気がします。
今は逆に、身の回りの悩んでも仕方がないことは、考えない。そのまま事実だけ受け入れる。
万人にとっての正解はないとわかって、自分にとっての答えを探すのを楽しんでいる。
理由がなくても、理屈がつけられなくても、自分が感じるものを大切に受け止めている。
…ずいぶんと、まろやかな思考回路になってきた気がします(笑)。
そうやって「自身」というものが、作られていくのでしょうね。
思考に欠かせないのは本です
改めて、自分の本棚をふり返ると、昔から「本ありき」だったなあと思います。
小説、マンガ、詩集、エッセイ…そこから考えを吸収して、広げてきました。
子どもが生まれてからは、物語からは少し遠ざかり、育児書やエッセイが増えています。
近年は、明橋大二さんの育児書に加え、発達障害関連の本や。
暮らし方では、断捨離やミニマリスト関連。
生き方では、心屋仁之助さんをはじめとして、幸せに生きていくための考え方関連の本が、多かったですね。
で、数年かけて読んでいて、気がついたんですが。
これって全部、自己肯定感を高めるってことを伝えている本なんじゃないかな? と思いました。
明橋大二さんの本には、直接的に、自己肯定感の大切さが書かれていますが。
断捨離やミニマリストにしても、私が選んでいたのは「暮らしを整えたら心を整えることができて、今の自分や暮らしが好きになった」という内容でしたし。
発達障害の本と、赤ちゃんの育児書と、どちらも「その子なりの個性を理解し、支え、伸ばしていく」というものでした。
そして、心屋仁之助さんの本や「ありがとうの神様」「ドS本」を読んでも、本当の自分自身を認めて受け入れ、大切にしてあげることから、転換が始まっているように感じます。
必要なものが、必要なときにやってくる
今、私は幸せです。
ですが、ここにたどりつくためには、自己肯定感…自分を愛して認めることが、絶対に必要でした。
でも、人生に起こった出来事も、出会ってきた本も、ひとつでも順番が違っていたら、心に入ってこなかったと思います。
必要なときに、必要なものがやってくる。
必要なときに、必要なものにめぐり合う力を、人間は持っているんですね。
じっくりとふり返って考えたところで、改めて。
今までと、これからに、ありがとう。