お絵描き兄弟

「お母さん、見て見て! 可愛いでしょ!」

次男が嬉しそうに、お絵描きボードを持って、やって来ました。

あら、可愛い。

「メガネが上手に描けたの!」と、得意満面です。

もう1回描いてあげる! と、再び見せてくれた絵も、いい味出していました。

「可愛いおじさんだね~」

私のコメントに、

「違うわ! 女の子だ!」

鋭い突っ込みが入ります。

――え、女の子だったの!?

「くるくるは、髪の毛で。女の子が、ストローで飲んでるんだよ」

なるほど…言われてみれば、たしかにそう見えないこともない。

ないけれど…斬新な表現ですよね(笑)。

その隣では、職人のように黙々と、ペンを走らせる長男がいます。

次男におねだりされた、リュウソウレッドの顔。

なかなか上手!

さらに弟のリクエストは続き、

ティラミーゴの顔。

細かい! 3色ボールペンひとつで、よくぞここまで描けるなあと、感心します。

長男いわく、歯がちゃんと噛み合うように、気をつけて交互に描いたそうです。

すごいこだわり。

子どもたちのお絵描きって、本当に楽しいです!

親にとっては、宝の山ですね。

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