子どもに謝れる大人

次男が今、リュウソウジャーに夢中になっています。

この間、一緒に観ていて、子どもに謝れる大人ってすごいなあ、と思いました。

主人公の彼らは、子どもというわけではないけれど、立ち位置としては、子ども側ですよね。

我が子への愛情ゆえに、彼らのことを誤解していた母親が、「誤解を訂正してほしい」と言われて、

「その通りですね。本当に、ごめんなさい」

素直に受け入れて、大団円だったのですが。

もし自分だったら、こんなふうに潔く謝れるかな? と考えてしまいました。

もちろん、頭ではわかっています。

大人も子どもも関係なく、自分が悪かったときは、きちんと謝るものです。

身内でも他人でも、先生と生徒でも、上司と部下でも、立場は抜きにして、謝るのがあたり前です。

それでも。

今回の場合、自分の非を認めるのは、自分の育児の非も認めるのに繋がることで。

私だったら、今までの自分の子育てと、子どもへの愛情まで否定されているような気持ちになって、その場では謝ることなんてできないんじゃないか…。

あとで冷静になれば、「自分が悪かったんだ」と思えるし、すべてを否定されたわけではないこともわかるけれど。

何度想像してみても、その瞬間は頭を下げられる気がしませんでした。

そう考えたら、このお母さん、すごいなあ。

私も見習おう!

戦いに喜ぶ次男の隣で、ひとり生徒のように頷いている、母でした。

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