“想像力”と“妄想力”

中3の娘としゃべっていて、

“想像力”と“妄想力”って、何が違うんだろうね?

という話になりました。

【“想像力”と“妄想力”】

もともとは、目に見えないものの存在を感じる感じないの話をしていて。

私も娘もHSP気質があって、“感受性が特に豊かな時期に読書を好んだ”共通点があるので、

そのときにいろんな世界観を吸収したことが、目に見えないものを感じる想像力に繋がっているのかもね!

お互い空想癖があるもんね、あれこれいろんな妄想するのって、楽しいよね!

…という会話から、冒頭の疑問が出てきたんです。

話を進めた結果、

“妄想力”は、あくまで自分だけの視点で、自分だけが楽しい主観的なもので。

“想像力”は、自分以外の視点も持てて、相手の気持ちや状況にも考えを向けられる、客観的なもの。

親子の答えは、そうなりました。

あとで調べてみたら、

“妄想は、現実と区別がつかない確信のこと。 想像は、現実と区別がつく考えのこと。”

と出てきて、あながち外れてはいなかったなあ、と思いました。

子どもと概念的な話ができるのって、すっごく楽しいです!

まだ赤ちゃんだった娘を抱いて、

「ああ、今日誰か大人とまともに会話したっけな…」

と切なくなっていた十数年前の自分に、教えてあげたい。

たくさん話せるようになるよ、めちゃくちゃ楽しいよ! って。

やがて親と“対等”であることすら超えて、子どもたちは成長していきます。

その未来を想像したとき、

(もしも追い越されるのを負けだと表現するならば、ですが)

こんなに充実して、爽快で、楽しみな敗北はないですね!

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