旦那さんと、会話がかみ合いません(笑)。
ふり返ってみれば、知り合った頃から、なのですが。
私の変化
私は、恋人や旦那さんに依存している部分がかなり大きかったので、合わせようと必死に頑張っている間は、それでよかったのでしょう。
でも最近、自分を見つめ直すことが増えてきて、自身のあり方も変わってきて。
結果として、他者への精神的な依存度合いが、減ってきたのかな、と感じています。
そのためなのか、今は旦那さんの物言いが嫌いで、話を深めるのが面倒だな…とすら考えていました。
1つには、話しかけるたびに、尋ね返されること。
音楽を聴いている旦那さんに「何の曲?」と聞くと、「何で?」と返ってくる。
「週末は何か予定ある?」と尋ねると、やっぱり「何で?」と。
スムーズに会話が続かないのです。
2つめは、持論があり弁が立つのに、相手に合わせる気がまったくないので、上から目線の物言いになり、イライラさせられること。
夫婦喧嘩をしても、喧嘩にはならないのです。
私が叱られている、ただそれだけの感覚。
私はそんな会話を続けることが嫌だ、とはっきり認識できたのは、やはり私が変わってきているからだと思います。
どうやって夫婦関係を作るか、もうこのまま諦めるかと考えていたときに、興味深い話を聞きました。
共感性の高さ、低さ
それで改めて思い返したのですが。
どうやら、うちの旦那さんは、相手の状況や気持ちを考える力が、あまりないのではないか。
共感性が低いので、言葉だけでは相手の気持ちがわからず、それが「何で?」という聞き返しに繋がっている。
正しいことを言っているのだけれど、それだけでは人はついてこない、ということが理解できないため、相手の気持ちを考えない物言いになってしまう。
当てはまるなあ…と、思わず納得してしまった私でした。
それなら、共感性が低い分、私は言葉を足して話すように心がけた方が、スムーズですよね。
「何の曲?」ではなくて、
「すごくいい曲だね! 知りたいなあ、教えてくれない?」というふうに。
…手間ですけど(笑)。
このタイミングで、この話を私が聞いたということは。
旦那さんとの会話を諦めるには、まだ早いみたいです。
知識と知恵がほしい
共感性の話を、もっと早く知っていて、私も素直に実践する力があれば。
旦那さんへの語りかけも、今とはまったく違ったものになっていたでしょう。
知らなかったがために、もう会話を諦めたくなるほど、嫌になっていたのです。
悩みの答えになり得る知識と。
それを適宜、人や状況に合わせて取捨選択し、実践できる知恵と。
この2つがあれば、私はきっと、もっと楽しい。
今日この話に出会えて、よかったです。