今日も一歩ずつ生きていく

先日、平野 麻子 さんにタロットカードを引いていただきました。

【今日も一歩ずつ生きていく】

今回私が質問したのは、

「感情を味わいきれず、押し潰されそうになったときに、きゅっと踏みとどまって勇気を出せる、指針が欲しいです。」

それに対して、いただいたカードと言葉が、添付の写真のとおりです。

この中の、

“優しく受け入れる”

“罪悪感を持つ必要はない”

“自分の必要以上を求めない”

が、ど真ん中ストレートに刺さりました!

というのはですね…数年前、長女が学校に行けなくなった頃、理由のひとつに「完璧主義」があったんです。

白か黒か、0か100か、の「完璧にできないからやれない、やらない」気質が仇になり。

私自身も、そういうグレーゾーンがほとんどない思考の持ち主だったので、子どものことも自分のことも苦しめていたんだな、と。

そこから意識的に変え始めて、今は、私も子どもたちも、

何かをするプロセスに対しては、0か100かではなく、間の1〜99も含めて考えられるようになってきました。

だから、かなり改善されたと思っていたのだけれど、今回のカード解説を見て、

「そもそものスタートラインが、0か100かの思考のままだったんだ」って気がついたんです。

私は、よりよく生きるためには「変わらなきゃ」「変えなきゃ」と思っている。

たとえ大きく動き出すことができなくても、小さな行動や、意識や、何かしら変化しなくちゃ…と。

そこに「変わらなくてもいい」という選択肢が、なかったんです。

なかったことに、ずっと気づいていなかったんです。

例えるなら、徒競走のスタートラインに立つか立たないかだけを、ひたすら悩んでいるような。

いや、ほかにもリレーとか幅跳びとかボール投げとか、競技はたくさんあるよ?

なんならスポーツじゃなくても、文化活動でもいいんだよ?

見学してても、参加しても、どちらでもいいんだよ?

――と、スタートラインの視野が、ぐうんと広がったように感じました。

広い選択肢の中で、改めて“自分に必要なもの”を選んで、私のタイミングで、私の速さで、足を一歩前に出す。

それを、地道にくり返していく。

そこに罪悪感はいらないし、必要以上の速さや距離を求めなくてもいい。

大地に足をつけて、今日も一歩ずつ、生きようと思いました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする