朝、洗濯物をたたむ時間がなくて、置きっぱなしにしていました。
すると次男が、保育園に持っていく着替えを、自分でたたんでくれたのです!
ひとつずつ広げて、袖を折り、身頃を折り、鞄に入れていきます。
タオルも袋も、それはそれは丁寧にたたんでいました。
――が、私は服のたたみ方を教えた記憶がありません。
保育園で覚えてきたのかな。すごいなあ。
第一子である長女が幼い頃は、親が何でもきちんと教えておかなければ! と頑張ったものですが。
2人目、3人目と、どんどん手抜きになってきて(笑)。
私が教えていないのに、いつの間にかできるようになっていた…なんてことも、多々ありました。
ひとりでスムーズにトイレをすませたり、ちょうちょ結びができていたり。
新しい成長に気づかされるたびに、大きくなったなあと感動します。
そういえば先日、水族館に行ったときに、次男は「ぷにょぷにょしてるー」と言いながら、魚を何度もさわっていました。
確か1〜2年前には、怖がって手を出さなかった水槽です。
そんな冒険も、できるようになったんだね。
母より器用になった長女、本気勝負では敵わない長男、注射で泣かなくなった次男。
以前は、嬉しさの中に「見逃したくない」「忘れたくない」と、ほんの少しの寂しさを感じていた、子どもたちの成長だけれど。
今はただ、ひとつひとつの瞬間が、愛おしいです。