マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち(宮口幸治)

まさにうちの子、グレーゾーンです。

発達検査で見ると、得意不得意の凸凹が激しく、特に処理能力に関しては境界知能でした。

知的障害や発達障害と診断されますと特別支援の対象になりますが、境界知能の子たちはほとんど気づかれず支援対象外になることも少なくないのです。

一般的に低い学習パフォーマンスを示すものの、知的障害とは認識されず、勉強が苦手というだけでなく、やる気がない、さぼっているといった誤解さえ受けることもあるのです。

という解説も、そのとおりで。

たまたま「学校に行きたくない」と意思表示をしたから、拾い上げて支援に繋げることができたけれど。

そうでなければ、私も子どもをより追いつめるだけだったと思います。

わが子たちにも見られる、

  • 状況を読む力の弱さ
  • やる気のない
  • 優しい
  • 見捨てられ不安
  • 未分化な感情
  • 思考の固まり
  • 遅い行動

何より困っているのは子ども本人なので、それらの背景を見逃さず、ひとりひとりに合わせた支援を継続的にしていくことが大切であること。

漫画形式なので、ケースバイケースの関わりがわかりやすいと思います。

そしてそれは、私が子どもたちに向き合っている状況そのもので、決まった答えや一発逆転の方法はなくて。

自分の子どもだけならカバーできても、クラス全員の特性を理解しフォローしていくとなると…想像を絶する大変さです。

親でさえもゴールが見えず、ため息をつきたくなる日もあります。

――それでも、子どもはいつか、大人になる。

だから、最良の形で、巣立ちを迎えられるように。

改めて、関わってくれている先生方に感謝するとともに、引き続き親業も頑張ろうと思います!

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