子どもの見ている世界を教えてもらう

中学生の長女は、ほとんど常に、タブレットを片手に過ごしています。

私がスマホを開いて使うのは、今のところ、

Facebook、Stand.fm、note、Instagram、clubhouse、WordPressが主で。

連絡用にLINE、調べ物にGoogleのような感じなのだけれど。

たぶん、同じ液晶画面を見つめていても、使っているものはまったく違うんだろうな…と思って、

「オンラインゲーム以外で、今の中学生はどんなものを使っているのか?」

と訊いてみたら、私とは全然違っていて、すごく興味深かった!

以下、母の印象に残ったエピソード・ベスト3です。

第3位・短文のやりとり文化ならでは

「そもそも、LINEをあんまり使わないけどね。

クラスのグループLINEは、学校の連絡回したり、部活休むときに連絡したりするのに使うよ。

雑談もたまにする。

で、グループLINEでは、スタンプで感情を表すの。

だから、語尾の絵文字や顔文字は、みんな無難な感じのを使う。

なんか文字だけだと、ほんとに感情伝わってんのかな、って心配になる」

そもそも、LINEすらたいして使っていないんですねー。

私の年代だと、子供会やPTAや習い事や、ほとんどの連絡がLINEグループですし。

オフライン友達とのやりとりでも、LINEがメインです。

第2位・現代ならではの同調や体裁がある

「印象として、学校の子はInstagramとTikTokが多いかな。

Instagramは、陽キャの子がキラキラの写真を投稿するのが主で、メッセージのやりとりもできるしね。

TikTokは民度が低いと言ってる子が多かった。

でも、みんな使ってるから、たぶん投稿しやすいんだと思う。

私はどっちも使ってないけどね」

「たぶん、みんなそれぞれ好きな分野が違ってて、好きなものは、それ専用のアプリを入れたりする。

けど、『何やってる?』『何使ってる?』って聞かれたときに、だいたいの人は当たり障りなくInstagramやTikTokって言う感じだよ」

こういう同調、身に覚えがありますね…。

ちなみに娘は、

「ショート動画はYou Tube shortで、学校の友達との連絡はグループLINEで事足りるから」

と、自分の推し分野でのアプリを、あれこれ使っている様子です。

第1位・ネットニュースは遅い!

「情報収集はTwitterだね。

たとえば地震とか大雪とか、知りたいときはまずTwitter開くよ。

情報は正確なものばかりじゃないし、ころころ変わってくけど、速い。

Googleとかのネットニュースは、遅いんだよね」

えっ、遅いんだ!?

新聞・テレビで育った私には、まったくなかったスピード感!

聞かせてもらって、思ったこと

やっぱり、インターネット黎明期からの親世代とは、感覚がまったく違ってて、おもしろい!

“今のこの世界を、10代で味わう”

は、絶対に私にはできないことだから、たくさん聞いておきたいです。

むしろ、若い世代の感覚は、社会で共有する財産なんじゃないかな。

私はどんどん歳をとって、どうしたって自分より若い人たちが作る世界で、やがて過ごすことになるので。
若い世代の感覚を知っていたほうが、おばあちゃんになってからも、楽しめそうな気がします!

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