無意識をめくってみる

ふいに、想定外に、時間が空いたとき。

私が意気揚々と「これをしよう!」と張り切るときと、

「ええっ! 何しようかな?」と考えるときの違いは、なんだろう?

…って、考えてみました。

【無意識をめくってみる】

どちらにせよ、やりたいことはあるわけなのです。

「これをしよう!」は、

・ある程度まとまった時間が空く

・すでに家を出ていると

いう場合が多いかな。

家にいるとどうしても、やらなければならないことや、

やっておいたほうがよいことが目について、気持ちが散漫になりやすいのです。

すでに出先なら、もう選択肢が限られるので、手持ちの本を読んだり、どこかへ立ち寄ったり…

純粋にその瞬間を楽しむことに、集中しやすいのかも。

「やらなきゃ、と思っていたアレをやろう!」と、プラスで家事をすることもあるのですが、

どちらかというと義務寄りになるので、

達成感はあるものの、わくわく感は少ないような気がします。

でも、考えてみて心に引っかかったのは、違いそのものではありませんでした。

いちばん自分がどきりとしたのが、最初に、

“「何しようかな」と考えて『しまう』”って書こうとしたことなんです。

つまり私は、無意識に、

「空いた時間を、有意義に使わなければならない」

そう思い込んでいるのだな…と。

全体的にペースを落として、のんびりしよう、とか、

お昼寝しよう、だらだら過ごそう、と真っ先に選ぶことはほとんどないし、

そういう時間の使い方に、否定的な自分がいるのに気がつきました。

#人に対しては思わないのに

#自分に対してはダメだと思ってる

#ナマケモノなのにw

#がっつりお昼寝もしてるのに!

こういう、薄くて普段は気づかないような価値観を、

ミルクレープみたいに重ねてできているのが、今の私。

時間を有意義に使いたいと考えるのは、悪いことではないけれど、

「有意義でなくてはならない」になると、自分自身が苦しくなるので。

ときにはそうっと、無意識をめくってみようと思ったのでした。

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