家事は嫌いということで、主婦業はどうやら嫌いらしい私ですが(笑)。
母親業は、けっこう好きです。
世間一般によく言われる、子ども可愛さとは少し違うのかもしれませんが…。
私は、HSCや発達障害や学校不適応なわが子たちを、サポートさせてもらって、一緒にいろんな経験をさせてもらいました。
その過程で、いろんな情報や知識が入ってくるわけです。
アドラー心理学や認知行動療法、発達検査など、科学的・医療的な分野。
ときめく片づけ、断捨離、シンプルライフなど、暮らしの知恵について。
最近だと、数秘術や才能プロファイリングなどの、自己理解に関して。
アプローチは違うのに、本質は同じものが集まってくるんですね。
そうすると、この人生で、どんな宇宙・世界・価値観を選択するかは自由だけれど、
私が選ぶのはたぶんこれなんだ、こっちの方向なんだ、というのがわかってくる。
で、子どもたちへの理解が進むのと同時に、自分が抱えていて言葉にできなかった生きづらさや、心の奥で望んでいたことへの理解も深まるんです。
自己理解と他者理解が深まって、大好きな子どもとの関係性が、ひとつずつよりよくなっていくのが、すごく楽しい。
「子育てで自分自身が救われていて、さらに子育てを楽しめるようになる」という、幸せの連鎖です。
もともと、病院の新生児室に張りついているぐらい赤ちゃんが好きで、ずっと「お母さん」になりたかった私。
実際の子育ては、ふわふわした楽しさだけではありえなくて、想像以上に大変なものだったし。
自分の醜さや目をそらしたい部分と、向き合うことでもあったし。
同時に、何物にも代え難い満ち足りた気持ちをもらえるものでした。
「子育てで、救われている」。
だから、子どもたちには、それも全部含めて、
「生まれてきてくれて、ありがとう」。
心から感謝しています。