気になっていた一冊。
今夜、著者の田内学さん×川原卓巳さんの対談イベントに参加するので、
これはチャンス! とばかりに読みました。
【きみのお金は誰のため(田内学)】
お金は、愛のエネルギー。循環するもの。先出しの法則。
スピリチュアル的に、または心理学的に、そういった知識を得て、
「なんとなく、そうなんだな」と、空気のような感覚だった事柄を、
論理的に、重みと手触りのある固体に、落とし込んでもらいました。
私が「この本、いいなー!」と思ったのが、
“小説で、ストーリーがある”という、わかりやすさ。
ビジネス参考書や、体験談エッセイでも、
シンプルに、わかりやすく、説明してくださる本はあるけれど。
登場人物たちの会話と行動に、感情をのせて伝わってくるので、
私のような「小説は好き、参考書は苦手」なタイプが、
追体験と共感で、すんなりと入り込めるんです。
とはいえ、ストーリーに心の比重を置きすぎて、知識がするんと流れてしまうこともあるw
そこで嬉しかったのが、各章の末に添えられている、まとめページ。
ここは、参考書スタイルで、5項目前後が、箇条書きになっています。
ポイントを見て、物語のエピソードとともに思い返すのは、私にはベストな勉強法。
#先生の余談雑談とともに
#今でも覚えている知識のような
そして、最後にちゃんと、物語として泣けるのが好き!
読み終えて、改めてお財布から出してみた紙幣は、ただの紙で。
だけど、その向こうには“人”がいて、
“想い”が乗っかって、“価値”になる。
手紙のように、愛が形になったもののひとつが、お金なんだ。と思いました。
おもしろかった!
でも、まだ全部ちゃんと、消化しきれていません。
人生に活かすのは、これからですね。
それでは、対談に行ってまいります!